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Arduino UNO R4」を2023年6月27日販売開始

電子工作入門の定番マイコンボードとして人気のArduinoArduino UNO」の最新版「Arduino UNO R4」が、スイッチサイエンスにて2023年6月27日より販売開始。

Arduino UNO R4

Arduino UNO R4」では、既存のシールドやプロジェクトを活用できるよう、フォームファクターや動作電圧などハードウェア互換性を保ちつつ、32bit Arm® Cortex®-M4を搭載したRenesas RA4M1をMCUとして採用し、大幅な処理性能の向上を実現。

発表された2種類の「Arduino UNO R4」のうち、手頃な価格の軽量版「UNO R4 Minima」のみが販売され、Wi-Fi通信を含む新機能を盛り込んだ「UNO R4 WiFi」は、2023年6月27日時点で工事設計認証未取得のため、取得及び表示などの対応が実施された後、スイッチサイエンスウェブショップにて販売開始を予定しています。

BharOSが誕生

インド国産のモバイル OS「BharOS (Bharat OS)」は JandK Operations Private Limited (JandKops) が開発したもので、プライバシーに配慮された作りとなっていて、市販のスマートフォンにインストールして使用できるというかなり期待のできそうなOS。

BharOS
「Bharat」というのは、ヒンディー語で「インド」を意味し、BharOS が提供するセキュアな環境はインド政府の「自立したインド (Atmanirbhar Bharat)」キャンペーンに大きく貢献するとのこと。

世界ではAndroidiOSが市場を独占する形となっていますが、これはインドでも変わりなく、インドの独立性強化の一環であるとともに、独禁批判を受けたGoogleが、インドでのAndroidのライセンスで譲歩を余儀なくされた結果でもあるようです。

人口で中国を抜いたインドは、世界トップのモバイル大国でもあり、携帯電話普及率は約9割で、スマートフォンは6億台を超えるのだとか。

世界人口が80億人を突破した中で、インドで14億人ということですから、1割強のシェアが見込めるということを考えると、これは新たなOS争いも生まれてきそうですね。